
竹芝港を13:30ジャストに出航する。天候は昨日とうって変わりクルージング日和である。60人を乗せた大型艇は滑らかに滑り出した。
東京港湾局の担当者が海から眺める港湾の様子を手にとるように説明してくれる。
竹芝桟橋、日の出埠頭(海上バス発着)、芝浦埠頭(国内貨物取り扱い・上屋の説明)、品川埠頭(紙パルプ取扱)大井埠頭(国際物流基地)、それぞれ役割を担って活動している全国一の港である。しかし貨物取扱い量(470万トン)は新興国上海のほか、韓国・シンガポールを下回り世界では27位という説明がある。
臨海トンネル上を抜け中央防波堤が見えてくる。ここは東京湾最後の廃棄物処分場という事である。半周すると左側埋立地は森の公園進行中、そしていよいよ開通して間もない、期待のゲートブリッジ(恐竜橋)直下をくぐる。その先は若洲海浜公園だ。夏にはゴルフ・秋にバーベキュを予定している付近だ。右手奥にディズニーランド・葛西臨海公園の観覧車を望み、中央方向は5月22日開業のスカイツリーが見えてきてすばらしい眺めである。
新木場貯木場を過ぎて豊洲から青海コンテナ埠頭(巨大なコンクリートブロックを三宅島まで曳航して行くとか)、晴海ふ頭に向かう。90分のクルージングもあっという間であった。東京港の役割を理解する絶好の機会であった。
竹芝ターミナルに着岸し、島愛ランドにてささやかだが愉しい懇親会を開く。今回は平日にも関わらず、仕事途中で駆けつけていただいた方もあるなど多数の参加者を迎えることができた。本当に中身の充実したビジネス交流会となった。
(y・n)